こんにちは!にこ@25_nicomamaです。お越しいただきありがとうございます!
5月に同居している家族が新型コロナウィルスに感染しました。
「コロナに感染したらどうなるんだろう‥」
一度はこんなこと考えたこと、きっとありますよね。
この記事では、家族が感染した場合の生活はどうなるのか、感染期間中はどうするのか、保健所や病院の対応はどうなのか‥等、実際に経験した情報をお伝えできればと思います。
こちらの記事は第2部になります。
第1部はこちらからどうぞ↓
毎日ニュースでとり上げられていて、誰がいつ感染してもおかしくない状態。
我が家は幼い子どもがいるので、感染対策には気を遣っていた方だと思います。
それなのに、まさか自分の家族が‥。
コロナに感染したのは夫でした。幸い、私と娘は陰性。。でも、2歳児と陽性者を抱えての隔離生活は本当に地獄でした‥
各項目では【コロナメモ】を書いています。
コロナになるまで知らなかったことばかりなので、ぜひそちらもご覧ください。
- 陽性者/濃厚接触者の隔離期間について
- 陽性者のホテルでの生活について
- 隔離期間中にあると便利だった物
第1部の、【夫がコロナに感染!陽性者との生活は?①】の記事は、想像以上に多くの方に読んで頂き驚いています。やはり感染した場合にどうなるのかって、気になりますよね‥。
今回も、【コロナに家族が感染するまで知らなかった事実】を詳しく書いていこうと思います。
コロナ陽性者|濃厚接触者の隔離期間について
陽性者の隔離期間
発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後3日間経過していること。
症状がないか改善した場合、10日経てば他者への感染性は低いと判断されます。隔離期間後は、再度PCRの検査を受ける必要もないとされています。←※個人的にかなり驚きました
感染後10日以降は感染力が少なくなります。任意で再度PCR検査を受けることも可能(実費)ですが、1ヶ月ほどは死んだ菌を保菌しているそうで、PCR検査をしてもまた陽性と反応するそうです。そのため、再度受ける場合は1ヶ月以上過ぎてからが良いです。
濃厚接触者の隔離期間
濃厚接触日から起算して14日間の外出自粛・健康観察が必要。
夫が症状を発症した日から、隔離解除までを図にしました⬇︎
- 症状発症‥PCR 検査を受ける際、いつから症状があったのかヒアリングをし、この日と決定。
後述していますが、夫はホテルへ入所します。
夫がホテルへ入所し、一旦離れた日を基準に、濃厚接触者である私と娘は【最終接触日】なるものが決まりました。
そこから数えて14日後の6/5に隔離解除。
ここで少し疑問が。当初、保健所から私と娘の隔離解除は6/1と言われていました。それがホテルに入所することになると6/5へ延長。もしホテルへ入所していなかったら解除日は早かったのかな‥?
疑問に思ったのはつい最近で、隔離中は指示にしたがっていました。
実際はどうなのかと疑問‥。
また、この図を見ると夫の方が隔離解除が早くなるのが分かります。
解除=外出OK。
そのため、5/24〜以降は夫が買い出し等を行くことになるということです。
実際にはまだ症状が残っていたこともあり、念のためにもう1週間自主待機をしました。その間、夫はリモートで仕事をしていました。
この隔離の期間については疑問が残りました。また機会があれば保健所等に聞いてみたいと思います。
コロナ陽性者の夫|軽症者ホテルへ
夫は、陽性者が滞在できるホテルへ入所することになりました。
ホテルに行くことになった理由
- 小さい子どもと同居だということ
- 味覚・嗅覚が回復しない
ホテルには医師や看護師が常駐しており、定期的に健康観察が行われます。軽症者でもホテルに入れると、何かあったときのために安心感があります。ただし、ホテルでは治療(点滴・薬の処方・PCR検査等)は行っていません。
ちなみに、軽症だった場合は保健所から積極的にホテルに入るようには言われないようです。
コロナが流行り出した頃は、すぐにどこかへ隔離!だったような‥。やはりもうどこも一杯なんでしょうね。
そのため、主人には自分からホテルに行きたいと保健所へ言ってもらいました。
ただし
- ホテルに入れると確定したのは打診して3日後
- 軽症者ホテルは市内に3つあるが、1番遠いホテルになった
夫が陽性になったのは、住んでいる地域でもかなり陽性者が増えていた時期。
自宅から1番近いホテルを希望しましたが、満室。
これは仕方ないと思いましたが、ホテルに入れると確定したのは打診して3日後‥。
軽症ですが安心できないのがコロナ。容態が急に悪くなったら‥よくニュースで見る、「ホテル滞在希望待機中に亡くなる」を思い出しました。
自分の体調は自分にしか分りません。陽性で自宅待機中に不安なことがあれば、保健所からの毎日の健康観察で必ず伝えるようにしましょう。ホテルに滞在したい旨も、保健所に伝えると空いていれば案内してもらえます。
軽症者ホテルへは送迎車あり
送迎日当日、自宅の近くに車が到着すると夫の携帯に連絡が入りました。
退所日は、発症日から10日間経過、かつ症状軽快後72時間経過後。
いつ軽快するか分からないので、夫は大荷物。
「一体これは何の見送りなんだろう‥」
玄関で見送るとき、何とも言えない気持ちに。もしかしたらもうこのまま会えなくなるんじゃないか‥。
「ありがとう。行って来るね。」と言う夫の顔を見たら、涙が出てきました。
行きは専用の車で自宅まで迎えがあり、ホテルへ向かいます。ただし、帰りは公共機関を使うか、迎えにいかなければいけません。
送迎車ってどんなの?
マンションのベランダから送迎車を見送った私と娘。
見えたのは、白いワンボックスカー。中が見えないように窓は真っ黒でした。
自宅からホテルまで、普通に行けば約40分で着きます。
しかし、夫は自宅を出てからホテルまで2時間もかかりました‥!
何でそんなに時間が?
何と、他の陽性者を乗せて回っていたからです。
その人数は6人。
車の窓は全部閉めてあって密室。運転手さんの間仕切りもない。
車の中で健康観察の用紙を書いたけど、そのペンは6人で使い回し。全員陽性だけど、なんか気持ち悪かった。。
これを聞いてびっくり。
いくら全員陽性だからと言っても、もう少し感染対策をして衛生的にするべきでは‥?と。
陽性者それぞれのコロナの型も違うかもしれないし、もし変異株の人がいたら‥。
インフルエンザも型が違ったらワンシーズンに2回かかりますよね。コロナもそれと同じ!もう少しちゃんとして欲しい‥!!
ホテルに隔離されることが決まると、あらかじめ【宿泊のしおり】をメールでもらいます。ホテルでの生活の仕方・持ち物・注意事項・いつ隔離解除をされるのかが記載されていました。
また、滞在する際には同意書・問診書を書いて持参します。
軽症者ホテルでの生活は?
ホテルでの隔離生活は精神的にやばかった。
隔離されたホテルは、たまたま周りに何もない場所。
窓から外を見ても人影は全くない、リアルに【完全隔離ホテル】だったそう。
どんな風に2日過ごしていたか聞きました。
ホテルでの宿泊費用は一切かかりませんでした。必要な物があれば、ホテル宛に郵送で差し入れ可能です。
ホテルでの食事
- 水は500mlのペットボトルが良いされている
- 朝昼晩、3食お弁当
- アナウンスが鳴ったら、各自指定の場所まで取りに行く
\ 実際のお弁当/
結構ボリューミー!もっと質素かと思っていました!
部屋から外に出るのはお弁当を取りに行くときのみだそうです。
1日に数回、救急車の音が聞こえる。容態が悪化した人が乗っているんだと思う。次は自分かも‥と恐怖でしかなかった。
ホテル滞在中は人の気配を感じない。独特の雰囲気だった。
自宅療養中も自室からほぼ出ていなかった夫。(夫の部屋にはテレビがありません。これ、私だったらかなりきつい。)
ホテルに行ったら私や娘に気兼ねなく部屋の中で自由にできるし、夫にとってもリラックスできて良いんじゃないかと思っていましたが、真逆だったようです。
初日から「家の方がいい‥」と言っていました。
夫がホテルへ行ったら、すぐに夫の部屋を除菌!床や家具をアルコールで拭き、寝具を洗い、徹底的に換気をしました!
やっと部屋も綺麗になり、少し落ち着いて生活ができるかな‥と思った矢先、なんと夫はたった2日でホテルから帰って来ることになりました。
軽症者ホテルから2日で出てきた夫
夫がホテルに滞在できたら、陰性である私と娘は少し安心して暮らせるな‥と思っていました。
しかし、ホテルに滞在した翌日。
もう明後日には退所するっぽい‥
え!昨日入ったばっかりなのに?確かに明後日で発症から10日だけど、まだ症状は軽快してないんじゃ‥。しかも軽快して72時間たってから退所だよね?
うん‥。しかもまだ嗅覚や味覚はおかしい‥。
しおりには【基準を満たした場合、退所が可能】と書いてあります。
基準を満たしてないのに、退所って???
先生に今の症状を伝えてもう少しホテルに滞在できないか聞いていみて‥!
夫に何度か掛け合ってもらいましたが、やはりホテルに滞在することはできませんでした。
先生にはもう大丈夫でしょうと言われたそうです。※主に熱の症状を診て判断するそうです
でも原因は、
ホテルに空きがないから
だと思います。
窓から見ていると、次から次に陽性者を乗せた白いワンボックスカーが来ていたそうです。
医療現場は逼迫している!とよく聞きますが、同じように軽症者のホテルも逼迫。
少し滞在できてもすぐに退所させられるのが現実でした。
せっかく入れたのにすぐに迎えに行くことになりました。
コロナで鬱病に?感染した夫の精神状態
隔離期間中は、ほぼ顔を合わせることなく生活していた私たち。
必要最低限のことを済ますために部屋から出た時や、部屋を換気するために開ける時くらいしか夫の姿はほぼ見ませんでした。
(娘もいるので、徹底して隔離をしていました。)
夫に「大丈夫?」と何度声を掛けても、
うん‥‥‥。
のみ。
え‥。本当に大丈夫なのかな‥。悲壮感が漂っているし、なんていうか、生命力がどんどん無くなっていっているような‥。
私としては、今どんな症状なのか・本当に大丈夫なのか、詳しく教えて欲しかった。
普通心配するよね?むしろ、細かく教えてくれるのが普通じゃない?
「こっちは心配しているのに!というか、何で私や娘のことは気にかけてくれないの?」と、主人の反応を見て心配を通り越してイライラしたりしてしまいました。(私も当時は精神的にいっぱいいっぱいで‥。)
どうして何も言わなかったのか、回復した時に当時の心境を教えてもらいました。
コロナ陽性告知を受けると、「心のケア」について書かれたチラシをもらいます。そこには、【様々な負の感情が現れるのは当然のこと】【隔離期間中にどう過ごせば、気持ちが楽になるのかの工夫】などの記載がありました。
日本赤十字社を参考に市が作成と書かれていました。
当時の夫の気持ち
まさか自分がコロナに感染するなんて本当にびっくりした。特にPCR検査を受けた前後が体力的にも精神的にも本当にキツくて。
部屋にこもり続けるだけの生活。いつ症状が悪化するかも分からない恐怖。スマホからしか情報を得られないし、不安で不安で、他のことを考える余裕が無かった。
はじめて、“死”を感じた。
この気持ちは、きっとコロナに感染したことがある人しか分からないと思います。
私もPCR検査を受けましたが、結果が出るまでの1日が本当に長く感じました。
「もし感染していたら‥」
電話が掛かってくる時間には、大袈裟かもしれませんが吐きそうなほど緊張しました。
その【もし〇〇したら】を、夫はより強く考えていたのだと思います。
「もし重症化したら」
「もし入院することになったら」
「もし死んだら」
累計感染者数:785,434人
死亡者数:14,422人
単純に割ると‥
785,434÷14,422=54.4608237
約54人に1人が亡くなっていることになります。
実際に、コロナに感染して亡くなっている方は大勢います。
これは決して少ない数字ではありませんよね‥。
ワクチンの接種、どうする?
今はワクチンさえ打てば大丈夫!と言わんばかりに接種が進められていますよね。
接種する年齢もどんどん低年齢化‥。
本来ワクチンは数年掛けて認可されるもの。
服反応が出た方については、一部報道がありますが、亡くなった方にについての報道はテレビで見ることはほぼありません。
どうやって亡くなったのか、基礎疾患があるのかないのか、どれくらいの日数で亡くなられたのか‥などもう少し知れたらと思います。
コロナ陽性者とその家族になった私でさえ、接種は躊躇します。ましてや幼い娘なんてなおさら。
ワクチン接種がコロナにめっちゃ有効!みたいな動きが、怖いと思うのは私だけ?打って亡くなったとしても、因果関係が無いとの理由で国からの保証は無いも同然。
接種については周りに流されることなく、自分で納得してから受けるべきだと思いました。
準備するべき感染防止対策グッズ5選
今からご紹介するのは、主に陽性者と生活する上で役に立った除菌用グッズになります。
日頃から準備して家にストックしておいても良いものばかりです。
日々の感染対策にも使えますし、ぜひ一度見直してみて下さい^^
- マスク(サラヤ)
- 99.99%除菌アルコールウェットティッシュ
- 手指の消毒液(キレイキレイ)
- アルコールスプレー(パストリーゼ)
- 使い捨て手袋(PVC手袋)
マスクは医療用のサラヤ!!
夫が感染前は、ユニクロのエアリズムを使っていました。
しかし、マスクはやはり不織布タイプが感染率をグッと下げると改めて知り、今は医療用のサラヤのマスクを夫婦共に使っています。
※パーセンテージが0に近い程、予防効果が高いです。
ウレタンはお洒落な物が多いので使っている人をよく見かけます。でも、ウレタンは吐き出し飛沫量も吸い込み飛沫量も予防効果がかなり薄いです。フィスシールドに至っては効果なし‥!!
マスクは感染症対策の中でも、最も大切なもの。
自分が感染しないためはもちろん、家族や大切な人を守るために、予防効果の高いマスクを選ぶことをおすすめします。
サラヤのマスクの良いポイント
- サイズ展開が豊富
- 長時間付けても耳が痛くならない
- 息苦しくない
- 顔にフィットしやすい
- 感染予防レベル別にマスクがある
\ 主人はフリーサイズ /
\ 私はSサイズ /
一時期、サラヤのマスクは入手困難になっていました。ドラックストアではあまり見かけないので、ネットで購入しています!
アルコールスプレー
陽性者との隔離生活ですごく重宝したのが、パストリーゼのアルコールスプレー!!
こちらも、コロナが流行しだしてから一時品薄になりました。
パストリーゼで家中の家具や床を吹き上げ、徹底的に除菌をしていました!
パストリーゼは酒造メーカーで作られており、食材に直接噴射することも可能。
そのため、小さいお子さんがいる家庭でも安心して使えるんです^^
コロナの菌を減らすには、アルコール濃度が70%程度のものが効果的、とされています。この濃度は、低すぎても高すぎてもいけません。パストリーゼのアルコール濃度は77%。
\ 安心して徹底的に除菌できる! /
除菌シート
以前は100円均一で除菌シートを購入していました。一応、除菌率は90%以上だったので‥。
でもこのシルコットはほぼ100%!!
除菌シートは子どもの手を拭くのにもよく使うので、より除菌率が高いものを選んでいます!
\ 切らしたら生活できない! /
手指の消毒液
手指の消毒液は、ずっとキレイキレイを使っています。
隔離期間は1日に何回も手指の消毒をしていました。
今まで使っていた消毒液では手が乾燥して荒れていましたが、キレイキレイは乾燥知らず!
もうすぐ3歳になる娘も自分でシュッとしています^^
せっかく手を洗っても、手をきちんと拭けていないと菌がまだ手に残るとか‥。必ずしっかり拭いてから、手指の除菌をしましょう!
\ 毎日使っています /
使い捨て手袋
陽性者と隔離生活をする上で絶対必要なのが、この使い捨て手袋。
食器を肩付ける時、洗濯をする時、家中の除菌をする時‥とにかく隔離期間中は何かと使いました。
おすすめなのが、PVC手袋。
女性にはS、男性にはMかL。サイズを分けて準備するようにしましょう!
手にピタッと付いて作業がしやすい!ポリエチレン手袋はガサガサして使いにくいのでおすすめできません。
\ 陽性者との共同生活で必須!! /
夫がコロナに感染!陽性者との生活は?②【終わりに】
陽性者である夫のホテルでの生活について、大きく触れた今回の記事。
特に中身の無い記事かもしれませんが、陽性者になったらどんな生活が待っているのかを知ってもらいたくて書きました。
ただ、文字で表すとどうしても薄っぺらい内容になってしまいました。
隔離期間中の生活は、精神的に本当にキツかったです。
まんまと“コロナ鬱”になりかけました。ポジティブな人だったら、もっと前向きに生活できたのかな?でも、私たちには難したかったです。
安心して過ごせるようにはまだ時間が掛かりそうですが‥
これからも感染対策をしっかりして、日々の小さな幸せに感謝をして、自分の周りにいる大切な人を守れるように行動をしていきたいと思います。
それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
こちらの記事は第2部になります。
第1部はこちらからどうぞ↓